「結果人間」から「プロセス人間」

 

 

あなたは、どちらがワクワクしますか?

 

 

 

「夢が達成した瞬間」vs「夢に向かって進んでいる最中」

 

 

 

夢が達成した瞬間の擬音語は「ワクワク」というより、「うぉりゃああ」ですよね。

 

ゴールにやっと到達できるのか、まだ無理なのか、その時がまさに「ワクワク」と言えるのです。

 

 

 

夢が達成して喜ぶ時間は短いもの。

 

でも、夢に向かって進む過程は、長いのです。(長すぎて、疲れたりもしますが)

 

 

 

 

そう。私たちは、結果人間じゃありません。

 

見事、結果が出ても、次なる目標に向かって行く、プロセス人間!

 

 

 

一瞬の喜びのために生きているのではありません。

 

長く続く人生全体を喜び化していくことが大事なのです。

 

 

 

つまり、夢が叶った瞬間から、すぐに次なる夢に向かっていく人生こそ、「トータル・ワクワク・ライフ」となっていきます。


 

ゴールに達成して、勝利の余韻にしばし浸ったら、ただちに次なるゴールを設定しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

「シルビアよ、おまえは今どこで・・・」

 

 

日が暮れ、薄暗くなった頃・・・

 

(風の音)

 

南風が北風に変わったと感じ、帰り支度をしようと思ったその時、

 

 

羊飼いはふと気づく。

 

 

「おかしい。何かがおかしい・・・。待てよ、あいつがいない!」

 

 

羊飼いは数えなくとも、1匹いないことに気づく。

 

 

「シルビアがいない」

 

 

 

そう。彼女の名前はシルビア。

 

羊飼いは洋風な名前を付けるのが好きだった。

 

 

羊飼いは、99匹を家畜小屋に戻してから、ただちに捜索を開始する。

 

 

そこは野獣どもが腹をすかし、獲物を狙っている荒野。

 

岩肌がむき出しになっており、落ちたらひとたまりもない崖があちらこちらに点在する。

 

 

それでもゆくのか、羊飼いよ。

 

 

「お、オレは・・・シルビアを見つけるまでは絶対に帰ることはできない!!」

 

 

断固たる決意を胸に、

 

いかなる危険さえ足を休ませない、

 

その羊飼いの思いはただ・・・シルビアへの愛だ。

 

 

 

「シルビアよ、おまえは今、どこで何をしてるんだ。きっと怯えてるだろう。

 

私が来るのを待っているのだろう。

 

待っていろ。必ず、私が見つけ出す。命に代えても・・・。」

 

 

 

 

 

これは、聖書のあるたった3節(5行程度)のたとえ話です。

 

よくこの箇所から壮大なドラマや人形劇などに発展するので、ナレーション風に少しだけ説明しようと思ったら、

 

キザな羊飼いになってしまいました。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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