原則 vs 方法論(2)「なぜ原則なのか」

 

前回、方法論は、その人、その地域性などが強く関連するので、必ずしも成功した人と同じことをやっても、同じ効果が現れるとは限らないという話をしました。

 

でも、原則は学ぶべきという話です。

 

 

 

例えば、有名な本でコヴィー著の「7つの習慣」という本があります。

 

これは、原則の本です。

 

最近よく「Win-Win」ということを言われていますが、その由来となった本です。

 

そのWin-Winの関係という原則は、ある会社だけでなく、教会だけでなく、人が集まるコミニュティーにはどれにも当てはまることなのです。

 

誰かが負けて、誰かが勝つ。誰かが損をして、誰かが得をするという関係はずっと続きません。

 

 

 

 

もう一つ、教会として例を挙げるなら、「弟子訓練」も方法論ではなく、原則の一つです。

 

エドモント・チャン師は、「教会は神から大宣教命令を託され、それは弟子を生み出すことを通して、世界に広がっていく」という聖書的な原則を教えてくれています。

 

原則なので、世界のどの教会にも当てはまるのです。牧師の性格や地域性、時代性は関係ないのです。

 

 

 

アメリカで著しく成長を遂げた教会に感銘を受けて、同じことを日本のある地方でやったとしても、ほとんど同じ結果にはなりません。

 

それは、方法論を真似ているにすぎないからです。


 

 

 

クロスロードチャーチでやってることを紹介してください、と言われることがあります。

 

パワーポイントで画像を使いながら、いろいろな活動をお見せしますが、この「原則と方法論」によれば、

 

他の教会がクロスロードチャーチと同じことをやっても、あまり効果がなかったりするのです。

 

 

 

 

この原則と方法論を見極めたいものです。なんでもかんでもセミナーに参加する必要はありません。

 

 

どんなことをすればいいのか、と迷った場合、多くの方法論を知って、自分と地域にマッチするのを選んでみたらいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

トラックバック
この記事のトラックバックURL