出版への道のり〜#20「大きな夢を語ることで冷笑されたとしても、信じてくれるわずかな人を身の回りにセットする」

 

 

【No.20】大きな夢を語ることで冷笑されたとしても、信じてくれるわずかな人を身の回りにセットする『出版への道のりシリーズ』

 

 

<ドラマで見たことのある「フッ」と馬鹿にされたシニカル・スマイル>

 

ちょうど糸井さんにお会いする少し前だったと思います。

まだ子育て本へとシフトする前に、親しい仲間たちと東京で食事する機会がありました。

 

それぞれ近況報告をします。

 

私も

 

 

「出版をずっと目指しているけど、なかなか難しい。でも頑張っています」

 

 

というような出版のヴィジョン夢を語った時、目を疑うような出来事が起きました。

 

 

なんと私の発言の後、いわゆる馬鹿にした笑いで、目も見ずに「ふっ」と冷笑する人がいるではありませんか!

 

「何言ってんだ、この人。無理に決まってるだろ」の感じで。

 

なにこれ!ドラマや映画で見るやつやん!

 

 

「難しいんじゃないの〜?」と心で思う人は多かったと思います。

 

それは別にいいのですが、そんな露骨に人の夢を馬鹿にする人がいるんだと驚きました。

 

 

<笑われるよりはリスクを取らない方がまし!?>

 

しかもその人とは、長年時間をかけてかなりお世話してきたと言っても言い過ぎではない人です。

 

だからこそ、驚きも衝撃も数倍跳ね上がります。

 

夢を語るということは、そのような恥ずかしさや嫌な思いをすることだってあるのです。

 

そんなふうに思われたくないなら大きな夢は語らない方がいいのです。

 

 

身近な人であればあるほど、あなたのことをよく知っている人ほど、あなたの夢を無理だと言ったり、あるときは笑われたりもするのです。

 

だって、1回か2回しか会ったことのない人は、夢が無謀かどうか判断できませんから笑いようもないのです。

 

 

そういった意味で、日本人って夢を語るのが苦手ですよね。

 

失敗するリスクより、笑われない無難を選びがちなのです。

 

 

だから覚えておいてください。

 

あなたの夢がもし誰にも笑われないようなものなら、「普通にできるんじゃないの?」と思われる大それた大きな夢でないかもしれません。

 

無謀に思われ、笑われて、心配されるくらいがちょうどいいのです。

 

もうその時点で、普通の人をやめています。かなりぶっ飛んでます。(笑)

 

何か大きなことに到達する人は、普通の感覚では心が持ちません。

 

「よーしよしよし、笑われ始めてきた。これで、ようやく普通の人じゃなくなってきたな」

と自分を褒めるくらいでいいのです。(笑)

 

 

<ドリーム・プロバイダー>

 

人の夢を笑う人とは深い付き合いはしません。その感覚に巻き込まれたくないからです。

 

引き下げられないためにも、距離を置くべきです。

 

私は、その人の夢を笑うドリーム・キラーとの遭遇を機に、

 

私自身「ドリーム・プロバイダー」として、どんなに大きな夢でもそれを応援し、サポートする人間になりたいと思うようになりました。

 

(「ドリーム・キラー」「ドリーム・プロバイダー」は著書にも登場)

 

 

日本のキリスト教会って、あまりぶっ飛んでいる人がいないと思います。

 

すごく目立っていることをやっている人があまりいません。

 

商業出版しようとする牧師もほとんどいませんし、芸能界に攻めていこうとする人もいませんし、大きな夢を掲げて、果敢に挑戦する人が少ないような気がします。

 

 

「自分はできるわけがない」と過小評価しているとしたら、あまりにも「普通」という枠の中だけで生きていて、周りに挑戦する人がいない環境の可能性大です。

 

 

たまに違った環境に身を置いて、大きな夢にチャレンジしている人の生の声を聞いてみてください。

 

 

<身近に夢を信じてくれる人を置く>

 

笑う人が実際にいて驚いた話をしてきましたが、逆に私が出版すると宣言して以来、ずっと変わらず信じてくれていた人がいます。

そういう人は、はっきりわかります。

 

共通点は、私があまり出版について語らなくなった心が折れかかった時でも「出版どうなった?何かできることある?」と聞いてくれます。

 

「後藤先生、出版は無理かな〜」と思っている人とは、だんだん聞いて来ないようになります。そっとしてあげとこう、みたいな。(笑)

 

その人とはしっかり心で結ばれてますし、ずっと信頼のできる”友”と呼べます。

 

ちなみに私の師匠の松尾先生は、私が出版できることを「信じていた」レベルではありません。

 

「そんなの当たり前だよ、何言ってんの」レベルです。(笑)

 

 

もうこうなると頼もしいですよね。こういう人を身近にセットしておくべきです。

 

 

 

 

(続く)

 

【No.21】

 

 

 

 

 

 

 

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出版への道のり〜#19「企画書の大幅シフトチェンジ〜子育て本が生まれた源流は出版コーディネーターとの出会いによって」」

 

【No.19】企画書の大幅シフトチェンジ〜子育て本が生まれた源流は出版コーディネーターとの出会いによって『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

<長い間引っ張られるより気持ちいい>

 

その2つの出版社、の回答は間もなくやって来ました。

 

 

「今回は見送らせてください。。。」

 

 

その時の私の反応は、

 

 

「お?なかなか早い返事!好印象」笑

 

 

なにかおかしくなってます。

 

通らなかったということで、もう少し落ち込んでもいいのですが、

 

ダメならダメで気を持たせない方が、何ヶ月も引っ張られるよりはるかにマシなのです。(B社、C社、D社参照)

 

 

 

 

<出版コーディネーターの登場>

 

ここで軌道修正が入ります。

 

私の企画書が糸井さんという出版コーディネーターさんのところへ回ります。

 

 

出版コーディネーターの仕事とは、企画書に修正を加え、出版社との太いパイプを使って、著者を売り込むというものです。

 

会うことになりました。

 

初めて会ったのが、そう。北千住駅の駅ビル内喫茶店でした。

 

 

「どうも後藤さんの経歴や今までの企画書の内容を見てみると子育てに関する本がいいと思うんですけど、そっちで書けますか?」

 

 

「えっ?こ、子育て?」

 

 

びっくりしました。

 

子育て講演会や親御さんに対するカウンセリングもたくさんやってきたのですが、本に書こうとは思ったことがなかったからです。

 

 

 

<子育て本へとシフトチェンジ>

 

実はこの時初めて、子育て本へとシフトチェンジしたのです。

 

 

私は糸井さんにこう話しました。

 

 

「子育て本でも書けますよ。エピソードも多いですし。」

 

 

そして、会話の中で、

 

“日本の子育てと欧米の子育てはまったくやり方が違う。

 

というのは、欧米の文化は聖書が土台だから。”

 

 

 

この部分をもっと掘り下げたいようで、課題として、

 

・日本と欧米の子育ての違いを箇条書きする

 

・なにか実際のエピソード3つを書く

 

ということを言われました。

 

 

まだこの頃は、これが本になるんだというイメージはなかったです。

 

 

<軌道修正されることへの動揺をチェック>

 

そして、大きく軌道修正が入ることに対する自分自身への動揺があるかないかをその日、チェックしました。

 

このような時には、原点に戻るべきですよね。

 

元々のヴィジョンを思い出してみたのです。

 

 

なんのための出版か?

 

自分が世で花開くためか?

 

メジャーデビューして有名人になってちやほやされるためか?笑

 

 

いや、聖書の普遍的なメッセージを多くの方に届けたい!

 

 

自問自答を繰り返しているうちに「子育て本、とてもいいのではないか」とじわじわと思うようになったのです。

 

 

そして、包括的・俯瞰的に見れる出版コーディネーターの仕事ってやっぱりすごいなと感じたのでした。

 

 

 

 

 

(続く)

 

【No.20】大きな夢を語ることで冷笑されたとしても、信じてくれるわずかな人を身の回りにセットする『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

 

 

 

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出版への道のり〜#18「師匠の言うことはメリットしかないのだから、ただただ信じて従ってみる」

 

【No.18】師匠の言うことはメリットしかないのだから、ただただ信じて従ってみる〜『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

<理解できなくても、従うのが師匠>

 

 

私には師匠が数人います。

 

 

牧師の師匠は、古川 第一郎師

 

 

出版の師匠は、松尾 昭仁師

 

 

ウェブの師匠は、辻 明寿師

 

 

 

などなど。

 

 

 

その分野においては絶対的な信頼があるので、

 

「こうすればどう?」

 

と言われたら、ただただ従います。

 

よく意味がわからなくても、メリットしかないので。

 

 

 

 

だから、心に決めていることがあります。

 

 

それは、

 

「師匠の言うことは自分が理解できなくても、納得してなくても、信頼して従ってみる!」

 

ということです。

 

なにせ師匠なのですから。

 

 

 

私のことを「師匠」と呼ぶ人がいました。

 

 

私が「こう思うんだけど、こんなふうにやってみたら?」と言っても、

 

 

「いや、私の考えはこうなので、どうのこうの・・・」

 

 

彼のことを弟子だとは思いません!笑

 

 

 

 

 

<出版の師匠の当たり前じゃん的励まし>

 

出版の師匠であり、

 

 

私の高校時代の先輩(西武文理の4期と8期だから重なってはない)である松尾昭仁さんは、

 

 

私がそのように(前回までを参照)出版について、諦め掛けていても、

 

 

「大丈夫だよ。後藤さんの企画は通るよ」

 

 

と、そんなの当たり前だよ的に軽く言います。笑

 

 

 

そして、個人的に時間を割いてくれ話をしてくれたり、ご飯に連れてってくれました。

 

 

すごいお腹いっぱいになったのに、入曽駅(西武新宿線)で、

 

「ラーメン、まだ食べれる?」

 

とアフターケアまでしてくれます。笑

(もうラーメンは食べれませんでした)

 

 

 

とても可愛がってもらいました。笑

 

 

とことん可能性を信じてくれるのです。

 

 

 

 

<出版社巡りの2ターン目が始動>

 

だから松尾さんの「大丈夫だよ。企画は通るから」

 

という言葉を自分の感覚では、可能性が0に限りなく近いと感じても、

 

師匠がそう言うなら、素直に信じるのが弟子であると思うのです。

 

 

 

ご自身が24冊(その当時)出版していることによって築き上げた太いパイプを使って、ある2つの出版社に企画書を送ってくれました。

 

 

ここから、出版社巡りの第2ターン目が始まるのです。

 

 

 

 

 

 

(続く)

【No.19】企画書の大幅なシフトチェンジ〜子育て本が生まれた源流は出版コーディネーターとの出会いによって〜『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

 

 

 

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出版への道のり〜#17「うまくいかないのは自分の至らなさ!どこまでも謙遜な心構えが必要」

 

<前回>

【No.16】折れた心が再び挑戦へと向かい始める心構えは、「挫折はネタ」と受けとめる〜『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

【No.17】うまくいかないのは自分の至らなさ!どこまでも謙遜な心構えが必要〜『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

<出版への道のりは本来のイメージとは違う>

 

出版を目指して、すんなり本を出せる人もいるでしょう。

 

 

 

でも、ほとんどの人は挫折します。

 

思い通りになりません。

 

 

 

出版への道が、自分のイメージと違うことが多々あります。

 

 

 

 

編集者と面談するにあたり、意気揚々と臨んだものの、

 

希望が打ち砕かれて、こんなはずではと思う人が90%以上です。

 

 

 

その自分が思い描いていた出版のイメージと違うから、

 

「もういい!」

 

と投げ出す人も、結構います。

 

 

 

 

<出版を諦める人の共通点>

 

私の周りにも何人も存在します。

 

彼らが持つ共通する点は、後悔と恨みです。

 

 

 

「なんで出版なんて目指したんだろう」

 

 

「なんであの人はちゃんと取り合ってくれなかったんだろう」

 

 

 

この気持ちは、わかります。

 

私も4社巡って、そんな気持ちになりかけましたから。

 

 

 

<誰のせいでもない!結局は自分の力不足>

 

でも、出版できないのは、結局は自分の実力のなさです。

 

 

もう一つは相性のいい編集者とまだ出会ってない。これはもう少しあとで話します。

 

 

 

 

人のせいにすることはお門違いです。

 

 

誰かのせいにしとけば、自分の実力のなさに目を向けなくていいですからね。

 

 

 

編集者のせいではありません。出版を勧めた人でもありません。

 

 

 

「うまくいかないのは、やっぱり自分の至らなさ!」

 

 

 

<どこまでも謙遜な心>

 

このようなどこまでも謙遜な心を忘れてはならないのです。

 

 

出版のために、人間性って必ずしも必要ではないと思います。

 

キャリアや知名度があるだけで、一瞬で出版が決まる人もいます。

 

 

でも、出版して、たくさんの人に出会う中で、やはり見られるのは「人間性」ですよね。

 

 

それが伴っていない人は、やがて周りの人は離れていくと思うのです。

 

 

 

 

私は、「もう出版は無理かな」と諦めかけたときに、

 

出版の師匠である松尾さんに、こうメールで書き送りました。

 

 

「大変お世話になりました。やはり自分の力不足でダメそうです。

 

 いろいろ応援してくださったことに心から感謝しております。」

 

と。

 

 

 

謙遜でしょ?笑

 

 

 

誰かには感謝をし、責めるのは自分。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、松尾さんは全然、諦めてなかったのです。

 

 

 

 

 

(続く)

【No.18】師匠の言うことはメリットしかないのだから、ただただ信じて従ってみる〜『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

 

 

 

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出版への道のり〜#16「折れた心が再び挑戦へと向かい始める心構えは、『挫折はネタ』と受けとめる」

 

<前回>

【No.15】立ち直れないほど折れた心〜『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

【No.16】折れた心が再び挑戦へと向かい始める心構えは、「挫折はネタ」と受けとめる〜『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

<挫折はネタ>

 

前回まで、挫折しかけて相当凹んだという話をしました。

 

 

しかし、新しいことに挑戦しない限り、その壁を登りきった時に感じる感情は味わうことができません。

 

その見たこともない景色を見ることはできません。

 

 

 

 

私は、この挫折をネタと考えるようにしたのです。

 

 

 

D社のやりとりを詳細に記憶し、いつかネタを発表できるようにと、編集者さんとのやりとりを記録しました。

 

自分で思ったことも、メモ書きしました。

 

(出版の師匠である松尾さんにも「よく覚えてたね」と言われました。笑)

 

だからこそ、【No.14】のようなディテールがかけたのです。

 

 

 

いつかネタになるということは、心のどこかでは諦めてないという証拠ですよね。

 

 

 

失敗もネタです。

 

挫折は強いエピソードになります。

 

 

 

しかし、心が折れたままでは、もしかしてやがて転がるチャンスを掴むことはできないのです。

 

 

 

 

<メンタルが強い人だけが挑戦するわけではない>

 

「メンタルの強い人だけが挑戦できる切符を持つ」

 

から、

 

「打たれ弱かったとしても気持ちの持ちようで乗り越えることができる」

 

 

と心に、このマインドをセットしておいたらいいですね。

 

 

 

 

 

<出版を目指す人が持つべき2つの心構え>

 

まだこのシリーズは続きますが、

 

出版には、2つの心構えが必要だと結論づけます。

 

 

 

一つは、今回お伝えしたネガティブな気持ちがやってきたときの対処法を含めた

 

「忍耐強さ」

 

 

 

もう一つの心構えとして、

 

「どこまでも謙遜」

 

が必要であると考えます。

 

 

 

 

(続く)

【No.17】うまくいかないのは自分の至らなさ!どこまでも謙遜な心構えが必要〜『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

 

 

 

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出版への道のり〜#15「立ち直れないほどに折れかけた心」

 

<前回>

【No.14】D社の場合〜ダメージカウンター100振り切って、もう出版は辞めようかと思った『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

<#15 立ち直れないほど折れかけた心>

お声をかけてもらった4社がダメで、しかも4社目のD社の編集者さんの言葉に、

 

「もう商業出版はダメかもしれない」

 

と、気持ちが回復できないほど、凹みました。

 

 

 

毎日書いていたブログもストップしました。

 

 

 

「なるべくヴィジョンは公にする」

 

といつも言っていましたが、そんな自分が「出版」を口にしなくなりました。

 

 

 

折れかけた心が、再び戻るにはしばらく時間がかかったのです。

 

 

 

<挑戦には感情のダメージというリスクが伴う>

 

よく、「挑戦して、失敗するのが怖い」

 

という人がいますが、その気持ちがとてもわかりました。

 

 

 

こんな嫌な思いをするくらいなら、挑戦しなきゃよかったと、しばらく思ったほどです。

 

 

 

相当でしょ?

 

 

 

挑戦には、お金の損失、時間の損失、そして、感情のダメージというリスクが伴います。

 

 

 

あなたなら、こんな時どうしますか?

 

 

それでも、挑戦し続けますか?

 

それとも、失敗するのが怖いから挑戦するのを避けますか?

 

 

 

 

ちょっと脅す感じで終わりますが、

 

次回は、どんな心構えで、折れた心が復活したかをお話しします。

 

 

 

 

 

 

(続く)

【No.16】折れた心が再び挑戦へと向かい始める心構えは、「挫折はネタ」と受けとめる〜『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

 

 

 

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出版への道のり〜#14「D社の場合〜ダメージカウンター100振り切って、もう出版は辞めようかと思った」

 

<前回>

【No.13】 C社の場合〜バックれ&引き継ぎ『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

【No.14】D社の場合〜ダメージカウンター100振り切って、もう出版は辞めようかと思った『出版への道のりシリーズ』 

 

 

<巨大な自社ビルに内心ビビる>

 

4社目に訪れた出版社は、ウルトラ大手です。

 

自社ビルも半端なかったです。

 

入館証を首にかけられ、編集者に会いました。

 

バシッと高級スーツを見にまとって髪型もセレブ感漂う感じです。

 

 

 

「これが、○○社か〜」

 

 

と内心ビビりながら、1時間弱トークをしました。

 

 

「もっといろいろ知りたい」

 

 

と言われ、難しい課題でしたが取り組みました。

 

 

 

<出版を果たすためにクリアする課題>

 

その内容を紹介します。

↓↓↓

 

 

 

1. 企画書の類書を読みまくる類書分析(全然違うと思わせる)、章構成(聞いてみたいと思わせる)

 

 

2. 初出版の場合、ブログやSNSのユニークユーザー1万〜1万5千。

 「日本ブログ村」に登録

 

 

3. コピー30文字以内

 (「1万人を変えてきた牧師がたった一瞬で変身させる方法」など)

 

 

半年かけて、ユニークユーザーを1万に近づけて、それから企画を考える。

 

 

 

こんな内容でした。

 

ユニークユーザー1万???

 

(ユニークユーザー:1人が1日に1カウントしかされない、実質的な読者の数)

 

「日本ブログ村」なる聞いたことのないサイトにも登録しました。

 

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<さらなる課題はデータ集め!>

 

そして、岡山に帰った後も、メールでのやりとりがしばらく続きました。

 

さらなる課題の内容はこれです。

↓↓↓

 

1.ブログのアクセス解析(月ごとの時系列の数字でわかるデータ)

 

2.類書リスト

 

3.ブログ読者のおもなコメント内容。

 

  記事に対してどんな反応が多いか

 

4.上記2と3を受けて、私が現状で考えている企画イメージ

 

 

 

 

アクセス解析なんてやったことありません。

 

ブログのコメント欄は作成してません。

 

慌てて、いろんな方にブログの内容についてインタビューしました。

 

でも親しい知人は、辛口コメントはしないですよね。笑

 

 

それでも、一つ一つ丁寧に取り組み始めました。

 

 

 

 

<いよいよその時が来たのか!?>

 

数ヶ月経ったある時、その編集者さんから、

 

 

「東京に来てください。」

 

 

と呼ばれます。

 

 

「え?ついにその時が来たの?」

 

わざわざ呼ばれるってことは、期待しますよね〜〜?

 

 

 

 

その時の話は、こうです。

 

「なぜ出版を目指すのか?」

 

「意味はあるのか?」

 

「別に本を出さなくても、地方で牧師をやってればいいじゃないですか。」

 

 

トドメはこれです。

 

「後藤さんは、知名度が低いから、出版は無理かな。」

 

 

 

はあああああぁぁぁぁぁ?

 

わざわざ岡山から東京に呼び出して、それを言うため?

 

出版したい理由を最初に言ったよね?

 

意味?ヴィジョンの話もかなりしたよねー?

 

有名人は出版社側からオファーかけるんだろーがーー!

 

知名度がないから、オーディション受けたり、紹介してもらったりしてるんだよーーー!!

 

あなたも忙しいだろうけど、こっちも忙しいんだよ!!!(3月)

 

m4%pkyw&$k&”9cミャdJゃ・・・・・

 

 

もう言葉にならない感情がいろいろ吹き上がり、これらを全部、言い放ち・・・・

 

 

ませんでした。笑

 

 

気持ちを押し殺し、

 

 

 

「わかりました。」

 

 

 

謙虚な姿勢で、帰り際はちょっと無言になりましたが、悪態をつくことはしません。(当たり前)

 

「お付き合いくださり、ありがとうございました。」(礼儀正しい笑)

 

そう述べて、そのどでかいビルディングから去りました。

 

 

 

 

<ネガティブな感情によって引き出されるパワーはほんの数日>

 

「おっしゃ!ぜってー違う出版社から出して、

 

 文末に、その編集者の名前を書いて、スペシャルサンクスとして、

 

 「あなたの態度とあなたの無理という言葉に燃えました」

 

 と書いちゃるけーのー!」

 

と一瞬思いましたが、

 

 

 

みなさん、「ナニクソ〜 見返してやる〜」といった反骨精神というのは、

 

長くは持続しません。

 

ネガティブな感情は、一時的に力を発動するものの、継続的な行動力につながっていかないのです。

 

ほんの数日でその炎は消えました。笑

 

 

 

そして、

 

その編集者の言うこともごもっともだよな、自分は出版はできないかも、と思い始めました。

 

 

 

 

ここで、心が折れて、毎日続いていたブログがストップします。

 

 

 

 

 

【ダメージ・カウンター 100】(100がMAX)

 

 

 

 

 

 

 

 

(続く)

【No.15】立ち直れないほどに折れかけた心〜『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

 

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出版への道のり〜#13「C社の場合〜バックれ&引き継ぎ」

 

<前回>

【No.12】B社の場合〜え?そんなことあるの?『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

【No.13】C社の場合〜バックれ&引き継ぎ『出版への道のりシリーズ』

 

 

<知人がこの出版社からデビューしたばかりで重版達成>

 

3社目は、ビジネス書籍をたくさん出しており、

 

私自身もこの出版社の本を多数持っていました。

 

 

 

 

ちょうど私が、この出版社に訪れた頃、

 

知人の著者(新人)がここからデビューを果たし、あっという間に重版を達成しました。

 

 

「著者もすごいけど、出版社もすげーな」

 

 

と思いながら、

 

期待を胸に膨らませて、訪れたのです。

 

 

 

<編集者のメモ帳はダブルバーガー>

 

私が提出した企画書と分厚い手帳をペラペラめくりながら、

 

 

「後藤さんが提出した企画のままでは、会議に通らないと思うので、

 

 いろいろ練って、企画書をいっしょにに作りましょう。」

 

 

 

こう言われました。

 

言葉通りの意味に捉えるなら、かなり期待値高いですよね。

 

 

会話の内容も、次々に手帳へと記されていきます。

 

「メモどんだけするの?ヒラメキを逃さないためか!さすが分厚い手帳!」

 

そのダブルバーガーくらい厚みのある手帳が印象的でした。笑

 

 

 

<いささか懐疑心が成長していても和食接待>

 

でも、A社やB社のこともあり、少しずつ疑心暗鬼になっておりました。

 

 

なので、課題を即座に提出しながらも、

 

「ここから出版できる!」という思いは半分くらいにしつつ臨んだのです。

 

 

 

 

その編集者が和食料理が好きという情報もキャッチし、

 

接待もいたしました。

 

 

今思えば、普通のちゃんとした編集者であるならば、

 

出版したのちに食事会や感謝会などならわかるのですが、

 

接待されたら頑張る?おかしな話です。

 

 

でも、まあ人間ですから、中には接待好きの人もいるかもしれませんね。

 

 

 

<三度の作戦会議で出た結論は"聖書"を題材>

 

三度、

 

ご挨拶&作戦会議(1回目)、

 

接待(2回目)、

 

さらに企画を練るための作戦会議(3回目)、

 

出版社に訪れました。

 

 

 

そして、3回目は、「聖書」をテーマにしてやりましょうかという話になり、

 

現段階の課題を箇条書きにし、クリアしていきました。

 

 

 

 

<またもや編集者から音沙汰がなくなる>

 

ところが一ヶ月ほど、連絡がありません。

 

編集者は、複数企画を抱えていることが多いので、まあ忙しいのだろうなと思いながら、

 

基本、待ちの姿勢です。

 

 

 

あるとき、違うルートから、恐ろしいことを耳にしました。

 

 

 

 

 

 

 

「あの編集者さん、会社辞めたよ。」

 

 

 

 

 

 

「はっ????」

 

 

 

 

耳を疑いました。

 

 

 

 

<本を出したい著者の卵は下の立場で編集者は上の立場??>

 

完全に忘れ去られるのも辛いですが(B社)、

 

 

 

これだけ何度も東京に訪れて(岡山在住)、

 

時間をかけて取り組んできたのに、

 

何も言わずにバックれ??

 

 

 

ちょっとこの頃から、出版業界に対して様々な疑念の思いが生じ始めました。。。

 

 

 

 

「一般常識ないの?」

 

「相手の気持ちを考えようとしないの?」

 

編集者が新人著者に対して、採用するかしないかを決めれるという意味で、立場が上なのはわかりますが、

 

「許される世界なの?」

 

「せめて辞めることになったので、誰かに引き継ぐなどないの?」

 

とかなり、ダメージ+がっかり感に沈みました。

 

 

 

 

<編集者の引き継ぎに希望はほとんどない>

 

そして、編集者の引き継ぎというのがなされました。

 

 

その編集者さんと私は初対面です。

 

きっと、一回話だけ聞いてあげようか程度だったのでしょう。

 

 

 

「知名度はあるのか?」「ブログのアクセス数は?」「SNSはどれくらいやってる?」

 

こんな感じの質問をされ、

 

 

「無名です。」(当たり前)

 

「ブログはほぼ毎日やってますが、アクセスは多くて500。平均200程度(当時)」

 

「facebookはたまにやるくらいで、ツイッターなどはしていません。」

 

 

 

編集者「そうですか〜。ちょっと難しいですね」

 

 

 

まあそうだろうなあ〜と思いながら、

 

これでC社とのやりとりは、終わりました。

 

 

 

引き継がれた編集者さんには、なんとも思いません。

 

逆に知らない著者希望の人と会わせられて、お疲れ様です。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、なんだったんだ、この四ヶ月!!!

 

 

 

 

 

 

【ダメージ・カウンター 80】(100がMAX)

 

 

 

 

 

 

 

 

(続く)

【No.14】D社の場合〜ダメージカウンター100振り切って、もう出版は辞めようかと思った『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

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『世界に通用する「個性」の育て方』聖書に学ぶ「自己肯定感と自立心」を高める子育て

出版への道のり〜#12「B社の場合〜え?そんなことあるの?」

 

『世界に通用する「個性」の育て方』聖書に学ぶ「自己肯定感と自立心」を高める子育て

 

 

 

<前回>

 

【No.11】A社の場合〜期待が見事に・・・『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

【No.12】B社の場合〜え?そんなことあるの?『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

<編集者からの課題はマッハで仕上げる>

 

 

ここも、誰もが知っている大手の会社です。

 

 

 

訪れた会社のロビーは、カフェのようになっていて、

 

いろんな方がミーティングをしていました。

 

 

その場所で、編集者さんと話を始めます。

 

 

かなり具体的な話をして、手応えがあります。

 

 

そして、最終的に、

 

「タイトル案やキャッチコピー案など、いくつか出してくれますか?」

 

と言われたので、

 

その日のうちに、それぞれ10個以上、メールで送りました。

 

 

スピードと量には自信があったので、これで、決まりかな?と思いました。

 

 

 

<なかなか返事が来ないと思ったら・・・>

 

ところが、一週間経っても、連絡がありません。

 

まあ忙しいのかなと思い、待ち続け、

 

一ヶ月、、、二ヶ月、、、経っても何も応答がないので、

 

三ヶ月目経った時に、

 

「編集者さんに、こちらから連絡するのも気まずいなあ」

 

と思いながらも、電話をしました。

 

 

 

 

「もしもし、三ヶ月前にお話しした、後藤ですけれども。

 

 その後、どうなったでしょうか?」

 

 

 

編集者さん:

 

「え、あっ、あ〜(すっかり忘れていて、やっと思い出した様子)、あの件ですね。

 

 えっと、、、、(ちょっと間があり、何と言おうかと考えた様子)

 

 あの件は、すみませんがダメになりました。」

 

 

 

この感じ、編集会議にかけたわけでもないでしょう。

 

もし会議でダメなら、返事があると思ったからです。

 

 

 

<様々な気持ちが混ざり合いながらも>

 

え?そんなことあるの?

 

ただ忘れてただけだよね?

 

 

 

 

忘れてたからって、今までの無しになるなら、なんで「もっと話を聞きたい」って言ったの?

 

 

あの時出した、課題の感想は??

 

 

 

 

といろいろ思いながらも、

 

「あ、そうですか。わかりました。」

 

と返事をして電話を切りました。

 

 

 

「即日、返したあの課題は何だったんだ・・・」

 

と切なくなりつつ、けっこうこれはショックでした。

 

 

 

 

 

 

【ダメージ・カウンター 50】(100がMAX)

 

 

 

 

 

(続く)

【No.13】C社の場合〜バックれ&引き継ぎ『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

 

 

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出版への道のり〜#11「A社の場合〜期待が見事に・・・」

『世界に通用する「個性」の育て方』聖書に学ぶ「自己肯定感と自立心」を高める子育て

 

<前回>

【No.10】出版社からのお返事『出版への道のりシリーズ』

 

 

 

 

【No.11】A社の場合〜期待が見事に・・・『出版への道のりシリーズ』

 

 

<出版業界はゴージャスな印象>

 

私の企画書に対して、4社中、もっともリアクションが良かった(ように思えた)出版社。

 

 

永田町にゴージャスなビルディングの上方階に構える会社で、

 

初めて訪れることや、立地的な雰囲気に完全に飲まれました。(笑)

 

 

 

緊張を悟られないように、平静を装いながら、

 

「○○時に、○○さん(編集者)とアポしている後藤ですが」

 

と受付のインターホンで話すと、

 

 

私と同い年で、凛々しく「できる感」半端ない編集者さんが出迎えてくれて、

 

大きな会議室に連れて行かれました。

 

 

大きな窓によって下界が見渡せる光景を見ながら、

 

 

 

「わお!これが、出版業界というものか!」

 

 

 

と思いつつも、「まあこの感じは慣れてますけど」という表情で(笑)、

 

30分くらい話したでしょうか。1時間くらいだったかもしれません。

 

緊張で時間は覚えていません。

 

 

 

<編集者さんとの会話>

 

話の内容は、

 

「なぜ牧師になったのか?」

 

「なぜ本を出そうと思ったのか?」

 

「なぜこの企画なのか?」

 

が中心でしたが、雑談もしたと思います。

 

 

 

そして、最後に編集者さんは、こう言いました。

 

 

 

「このままの企画で十分いいと思いますので、企画会議にかけてみますね。」

 

 

 

この言い方、かなり期待できますよね!

 

 

「おっしゃああああ!!!!」(Font 50)

 

 

という心の声は発せず、

 

クールに、

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

と言い、帰りました。

 

 

 

<企画会議の結果・・・>

 

1週間後、メールが届きました。

 

「編集会議にかけた結果、今回は見送らさせていただきます」

 

との内容。

 

 

 

「ウソやん。。。 あの期待を持たせる感じ、なんだったんだよ〜〜」

 

 

 

と思ったものの、

 

 

「お忙しい時間の中、ご検討くださり、ありがとうございます。

 

 また何かの機会があれば、よろしくお願いします。」

 

 

と、こちらのダメージは一切伝えず、

 

最後までクールに決めました。

 

 

 

最初から最後まで礼を尽くすというのは、出版を目指す者の品性として大事なことだと思います。

(いや、人として当たり前ですね)

 

 

 

まあ、編集会議にかけてくれて、ダメなら仕方がないのかなあと、気持ちを新たにして、2社目に赴くのでした。

 

 

 

 

【ダメージ・カウンター 30】(100がMAX)

 

 

 

 

 

(続く)

【No.12】B社の場合〜え?そんなことあるの?『出版への道のりシリーズ』